1802年7月4日、トーマス・ジェファソン大統領の署名によって創立された、ニューヨーク州 West Point(ハドソン川西岸、ニューヨーク市から北へ約 50 マイル)に位置する米国でも最も古い連邦サービス・アカデミーで、米国陸軍の士官養成機関です。「West Point」「USMA」「Long Gray Line」の通称で広く知られ、5つの米国連邦サービス・アカデミーの中で最古の存在として「Service Academies の母」とも称されます。最大の特色は完全無償の教育制度で、選抜された約 1,200 名の cadets(士官候補生)には学費・寮費・食費に加えて月給まで支給される一方、卒業後は最低 5 年間の現役陸軍士官として軍務に就く義務があります。入学には連邦議会議員・副大統領・大統領による「推薦(nomination)」が必須で、極端な選抜性を維持しています。1976年に女性入学を初めて許可し、現在は学生の約 20% が女性です。Cadets は 4,400 名の Corps of Cadets(士官候補生団)として組織され、共通制服「Cadet Gray」を着用、Long Gray Line(長い灰色の列)と呼ばれる卒業生の系譜に加わります。「Duty, Honor, Country(義務、名誉、国家)」は西暦 1898年以来の建学標語で、卒業生のアイデンティティを統合する象徴的フレーズです。学術(55%)・軍事リーダーシップ(30%)・体育(15%)の 3 柱統合カリキュラムを通じて Bachelor of Science(理学士)を授与します。卒業生は米国大統領 2名(グラント・アイゼンハワー)、Medal of Honor 受賞者 76名、4 つ星陸軍大将多数、世界各国の軍最高指揮官を輩出しており、米国軍事史を象徴する学府として位置づけられています。卒業後の進路は陸軍現役士官(最低5年)、その後は政治・ビジネス・公共政策・教育・宇宙と多岐にわたり、米国陸軍士官として国家に奉仕するキャリアを志す学生に向いた環境です。

アメリカ陸軍士官学校 基本情報

大学の主要データ

州/市
環境
近隣町
設立形態
州立
学生数
4,408
留学生比率
1.4%
合格率
12%
年間授業料
N/A
卒業率
87%

著名な卒業生

ドワイト・D・アイゼンハワー 第34代アメリカ合衆国大統領 1953-1961、第二次世界大戦欧州連合軍最高司令官、米国陸軍五星大将(General of the Army)、NATO 初代欧州連合軍最高司令官、West Point 1915 BS(「The Class the Stars Fell On(星の落ちた年次)」、59 名が将官に昇進))、ユリシーズ・S・グラント(第18代アメリカ合衆国大統領 1869-1877、南北戦争北軍総司令官、メキシコ・アメリカ戦争・南北戦争で活躍、West Point 1843 BS)、ダグラス・マッカーサー(米国陸軍五星大将、第二次世界大戦太平洋戦域連合軍最高司令官、日本占領期間 GHQ 連合国最高司令官 1945-1951、朝鮮戦争国連軍最高司令官、West Point 1903 BS(首席卒業))、ジョージ・S・パットン(米国陸軍大将、第二次世界大戦欧州戦線の卓越した戦車指揮官、Normandy 上陸後の Third Army フランス進撃・Bulge の戦いで活躍、West Point 1909 BS)、ロバート・E・リー(南北戦争南軍司令官、Confederate States Army 統合司令官、メキシコ・アメリカ戦争で活躍、Washington and Lee University 学長 1865-1870、West Point 1829 BS(首席卒業 第2位、無罰点))、スタンリー・マクリスタル(米国陸軍大将、米国特殊作戦軍司令官・アフガニスタン国際治安支援部隊司令官、West Point 1976 BS)、デイヴィッド・ペトレイアス(米国陸軍大将、第4代 CIA 長官 2011-2012、イラク戦争多国籍軍指揮官・国際治安支援部隊指揮官、West Point 1974 BS)、バズ・オルドリン(NASA 宇宙飛行士、Apollo 11 月着陸船操縦士(人類で 2 番目の月面歩行者 1969年7月20日)、米国陸軍朝鮮戦争従軍、West Point 1951 BS

アメリカ陸軍士官学校 テストスコア

スコアから推定されるこの大学の偏差値は 68 / 難関レベル 米国の大学入試に偏差値の概念はなく、スコアによる明確な合否基準も存在しません。本サイトでは難易度の目安としてSAT・ACTスコアから独自換算した値を表示していますが、出願先の選定にあたっては、この数値を過度に重視せず総合的にご判断ください。

アメリカ陸軍士官学校の推定偏差値は 68(難関レベル)です。推定には誤差があるため、目安レンジは 67.5〜70 程度とお考えください。米国の大学入試に日本のような公式の偏差値はなく、在学生の SAT・ACT 中央値から換算した難易度の目安です。算出方法と限界

SAT SATは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。数学と読解の2セクションで構成され、各200〜800点、合計400〜1600点。全米平均は約1024点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
数学 600 - 720
200 800
読解 600 - 710
200 800
総合スコア範囲 1200 - 1430
ACT ACTは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。英語・数学・読解・科学の4セクションで構成され、総合スコアは1〜36点。全米平均は約19点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
総合スコア 27 - 33
1 36
中央値 31

アメリカ陸軍士官学校 学費・経済援助

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アメリカ陸軍士官学校 専攻分野

学士課程

工学 8プログラム
社会科学 5プログラム
外国語・文学 6プログラム
ビジネス・経営 2プログラム
法学 1プログラム
学際研究 2プログラム
軍事技術 1プログラム
歴史学 1プログラム
工学技術 6プログラム
心理学 1プログラム
生物学・生命科学 1プログラム
天然資源・環境 1プログラム
物理科学 4プログラム
数学・統計学 2プログラム
英語・文学 1プログラム
哲学・宗教学 1プログラム
地域研究 1プログラム

アメリカ陸軍士官学校 学生層・サポート

留学生比率
1.4%
全米平均: 約5%
民族構成
白人
63.5%
ヒスパニック
11.7%
黒人
9.0%
アジア系
11.8%
性別構成
男性
77.8%
女性
22.2%

学生・地域データ Plus

1年生継続率 1年生が2年生に進級する割合。高いほど学生満足度が高く、サポート体制が充実している傾向がある
XX%
全米平均: 81%
25歳以上の学生 高いと社会人学生や編入生が多く、多様な経歴を持つ学生と学べる。低いと18〜22歳の伝統的な学生が中心
XX.X%
パートタイム学生 高いと仕事や家庭と両立する学生が多い環境。低いとフルタイムで学業に専念する学生が中心
XX.X%

アメリカ陸軍士官学校 キャリア・収入

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