主要奨学金制度
アメリカ留学で利用できる主要な奨学金制度をご紹介します
フルブライト奨学金
年額約$50,000
アメリカ政府が提供する最も権威ある奨学金制度。学費・生活費・渡航費をカバー。
応募条件
- 大学院レベル
- 英語能力証明
- 研究計画書
- 推薦状3通
JASSO海外留学支援制度
月額6-14万円
日本学生支援機構による給付型奨学金。返済不要で学位取得プログラムに対応。
応募条件
- 日本国籍または永住権
- GPA 2.3以上
- 英語能力証明
- 学位取得目的
ロータリー財団奨学金
年額最大$50,000
国際的な平和と理解促進を目的とした奨学金。1-2年間の大学院プログラムに適用。
応募条件
- 大学卒業以上
- 英語能力
- リーダーシップ経験
- 地域ロータリークラブ推薦
各大学独自奨学金
$5,000-$30,000
各大学が独自に提供する奨学金制度。Merit-based、Need-basedの2種類があります。
応募条件
- 高い学業成績
- 特技・才能
- 経済的必要性
- 大学への入学
奨学金の種類と特徴
奨学金制度を理解して最適な選択肢を見つけましょう
種類 | 特徴 | 対象者 | 金額目安 | 返済義務 |
---|---|---|---|---|
Merit-based | 学業成績・才能重視 | 優秀な成績の学生 | $5,000-$30,000 | なし |
Need-based | 経済的必要性重視 | 経済的支援が必要な学生 | $3,000-$25,000 | なし |
Athletic | スポーツ能力重視 | 優秀なアスリート | $10,000-$50,000 | なし |
Federal Grants | 連邦政府提供 | アメリカ市民・永住者 | $6,000-$12,000 | なし |
Private Scholarships | 民間団体・企業提供 | 特定条件満たす学生 | $1,000-$20,000 | なし |
奨学金申請スケジュール
効果的な奨学金申請のためのタイムライン
18ヶ月前
奨学金リサーチ開始・英語試験対策・成績向上
12ヶ月前
推薦状依頼・エッセイ作成開始・必要書類準備
6-9ヶ月前
奨学金申請書提出・面接準備
3-6ヶ月前
合否通知・追加書類提出・最終確認
出発前
奨学金受給手続き・渡航準備
留学費用シミュレーション
年間留学費用の目安を確認しましょう
公立大学(州内)
学費
$10,000-$15,000
生活費
$12,000-$18,000
その他
$3,000-$5,000
年間合計
$25,000-$38,000
私立大学
学費
$35,000-$55,000
生活費
$15,000-$20,000
その他
$5,000-$8,000
年間合計
$55,000-$83,000
費用を抑えるコツ
奨学金以外で留学費用を削減する方法
州立大学を選ぶ
私立大学に比べて学費が大幅に安く、質の高い教育を受けられます。特に州内学生扱いになると更に安価になります。
滞在費を節約
キャンパス外でのルームシェア、食費の自炊、中古教科書の利用などで生活費を大幅に削減できます。
キャンパス内就労
F-1ビザでもキャンパス内での就労は可能。TA、RA、図書館スタッフなどで収入を得られます。
春入学を検討
競争率が低く、奨学金獲得の可能性が高まります。また準備期間を長く取れるメリットもあります。
コミュニティカレッジ経由
最初の2年間をコミュニティカレッジで学び、4年制大学に編入することで総費用を大幅に削減できます。
隠れた奨学金を探す
大学の学部別奨学金、地域の企業・団体奨学金など、競争率の低い奨学金を積極的に探しましょう。