悶々としているあなたへ

このページを読んでいるということは、自信がないとか、なんとなくこのままではいけない気がするなど、 悶々とした気持ちを抱えているのではないでしょうか。そんなあなたこそ、この体験談を読んでほしいのです。

優秀な人ほどそのチャンスが回ってきやすい。普通に考えれば当然かもしれません。 日本の財団が設ける留学奨学金制度のほとんどが、いわゆるエリート向け。実際に選ばれるのは有名高校・大学出身の人ばかりです。 私を含め、"普通"の人がそこに入り込む余地はあまりありません。

でも、私は"普通"の人こそ海外進学を選択肢の一つとして考えてほしいと考えています。 言葉を選ばずに言うと、もともと優秀な人は海外進学しようがしまいが、成功する確率が高い。悔しいですがそれが現実です。 そうでない人こそ、もっとチャンスがあっていいと思っています。 海外進学は、そんな人たちにとって人生を変える大きな可能性を秘めているからです。

自信のなかった私が海外で見つけたもの

何も誇れるものがなかった高校時代

勉強も部活も真面目に取り組んでこなかった私は、何も乗り越えた経験がなく、自分に自信が全くありませんでした。 高校ではクラスでいつも下位5人に入り、成績不振で校長室に直々に呼ばれたこともありました。 周りを見ると、みんな自分に自信があって楽しそうに見える中、 「このまま自信がないまま過ごすのは嫌だ」と強く思いました。

最後の選択肢としての海外進学

日本の大学に入ったら何かに挑戦して、自力で乗り越えることで自信を得ようと決心しました。 いくつかの選択肢を試しましたが、結局どれもうまく行かず、最終的に行き着いたのが海外進学でした。 特別海外進学がしたかったわけではありませんが、もうそれしか選択肢がありませんでした。 「これを逃したら永遠に何も挑戦しないまま、自信がないまま生きていくことになる」 そんな危機感がありました。

当時の英語力は英検2級。決して英語が特別得意だったわけではありません。それでも挑戦することを選びました。

死に物狂いの4年間

海外での大学生活は想像を絶する厳しさでした。遊ぶ時間も寝る時間もない。 ご飯の時間やお風呂に入る時間すらもったいないと感じるほどでした。 いくらやっても減らない課題、目の前が真っ暗になって自然と涙が溢れる日が続きました。 特に1年目は本当に辛く、授業の8割以上は理解できないし、友人のSNSを見ては「みんな楽しそうなのに、こんなところで一人何やってるんだろう」 と考える深夜もありました。

それでも一瞬たりとも後悔したことも、辞めたいと思ったこともありませんでした。 なぜこんなに頑張れたのか。一番の理由は、 「留学前のような情けない自分に戻りたくなかった」からです。 ここで諦めたら、何も成し遂げられない自分を自分自身で証明することになってしまう。 それだけは絶対に嫌でした。

努力が結実した瞬間

死ぬほど努力した結果、卒業することができました。Dean's Listにも載り、Honor Societyにも招待されました。 この話をすると「やってないだけで、もともと頭良かったんでしょ?」「もともと英語得意だったんでしょ?」 と言う人がいますが、そうではありません。 私がここまで結果を残せたのは、他の何でもない、死ぬほど努力したからです。 生まれ持った才能ではなく、圧倒的な努力量が全てを変えました。

人生最大の夢を叶えて得たもの

卒業という私の人生で最大の夢を叶えた今、私は自信に満ち溢れています。 これから先、どんな困難が待ち受けていようと、絶対に乗り越えられるという確信があります。 自分に自信を持てるようになったことで、新しいことに挑戦するハードルが圧倒的に下がりました。 ちょっとした失敗や困難では挫けなくなり、「やればできる」という確信を持てるようになったのです。

海外進学の厳しい現実

「留学すれば人生が変わる」「世界で認められる学歴が手に入る」 聞こえのいい言葉をよく聞きますが、現実はそんなに甘くありません。

  • 厳格な成績管理 — 一定のGPAを維持できなければ退学。ただ突っ立っていれば卒業できる甘い世界ではありません。
  • 自分で助けを求める — 助けを求めない限り誰も助けてくれない。成績が悪いと警告書が送られ、改善見込みがないと退学です。
  • 圧倒的な努力が必要 — それなりの結果を得たいなら、それなりの努力が必要。これは逃れられない現実です。

でも、だからこそ乗り越えた先には見たこともない最高の景色が広がっています。 その景色は、本気で努力した人だけが見ることのできる特別なものです。 頭の良さや英語力ではなく、"どれだけ諦めずに努力し続けられるか"で勝負できることこそが最高の環境であると私は考えています。

最後に伝えたいこと

私は、全員に海外進学を勧めたいわけではありません。 他に本気で取り組みたいことがあるなら、迷わずそちらを選ぶべきです。 私の場合は、たまたま見つけたのが海外進学だっただけ。それが私にとっての最後の選択肢でした。

でも、もしあなたが当時の私と同じように悶々とした気持ちを抱えているなら、 海外進学という選択肢があることを知ってほしい。 それが、この体験談を書いた理由です。

海外進学を勧めない人

  • すでに明確な夢や目標を持っている人
  • 日本で本気で取り組みたいことがある人
  • 他の道で情熱を燃やせる何かを見つけた人

そういう人は、その道を全力で進んでください。

海外進学を考えてほしい人

  • 特に夢や目標が定まっていない人
  • でも「何かしたい」と思っている人
  • このままではダメだと感じている人
  • 自分を変えたいと願っている人

海外進学は万能薬ではありません。でも、方向が定まらず悶々としている人にとって、 自分と向き合い、限界に挑戦し、新しい自分を発見する最高の機会になり得ます。 少なくとも私にとってはそうでした。

もしあなたが今、自分に自信がなく、このままではいけないと感じているなら、 それは変化への第一歩です。海外進学という選択肢があることを、心の片隅に置いておいてください。