1847年に Free Academy of the City of New York として設立されたシティ・カレッジ・オブ・ニューヨーク(CCNY)は、米国で最初の公費による高等教育機関であり、CUNY(ニューヨーク市立大学)システムの旗艦校です。マンハッタン Hamilton Heights の35エーカーキャンパスに位置し、20世紀前半には「Proletarian Harvard(プロレタリアートのハーバード)」と呼ばれ、移民・労働者階級の子弟に高等教育を開いた歴史的役割を担いました。 最大の独自性は、卒業生から12名のノーベル賞受賞者を輩出している点で、これは米国の公立大学としては突出した実績です。物理学・化学・医学・経済学の各分野にわたり、特にロバート・ホフスタッターやアーノ・ペンジアスといった20世紀物理学・宇宙論の主要人物が CCNY 出身となっています。Grove School of Engineering は Intel 共同創業者 Andrew Grove からの大型寄付を受け、工学教育の伝統を継承しています。 建築は1906-1908年に George Browne Post が設計した Collegiate Gothic 様式で、中央の Shepard Hall はゴシック大聖堂を模した米国大学建築の名作の一つです。 立地はマンハッタン北部の Hamilton Heights で、ハーレム・コロンビア大学エリアに近接し、地下鉄でミッドタウンまで20分程度。米国大都市中心部に立地する公立大学としては最古級です。 難易度は CUNY 内で中上位水準、学費は公立大学のため州内学生に大きな優遇があります。奨学金は CUNY 全体の Macaulay Honors College 制度や Merit-based 制度が利用可能で、留学生は国際学生向け制度を公式で確認するとよいでしょう。卒業後の進路は工学・金融・公共サービス・大学院進学が中心で、ニューヨークでの低コスト×高ブランドの公立教育を求める留学生に向いた選択肢です。

ニューヨーク市立大学シティカレッジ 基本情報

大学の主要データ

環境
大都市
設立形態
州立
学生数
12,505
留学生比率
4.5%
合格率
60%
年間授業料
$15,290
卒業率
57%

著名な卒業生

コリン・パウエル 元米国国務長官・統合参謀本部議長、湾岸戦争指揮
ヘンリー・キッシンジャー 元米国国務長官、ノーベル平和賞
ラルフ・ローレン Ralph Lauren ファッションブランド創業者
アンドリュー・グローブ Intel 共同創業者・元 CEO
ジョナス・ソーク ポリオワクチン開発者
ロバート・ホフスタッター ノーベル物理学賞 1961、原子核構造研究
アーノ・ペンジアス ノーベル物理学賞 1978、宇宙背景放射発見
ジーン・ニデッチ Weight Watchers 創業者
ウディ・アレン 映画監督・俳優、アカデミー賞 4 回
エド・コッチ 元ニューヨーク市長

ニューヨーク市立大学シティカレッジ テストスコア

スコアから推定されるこの大学の偏差値は 62 / 上位校レベル 米国の大学入試に偏差値の概念はなく、スコアによる明確な合否基準も存在しません。本サイトでは難易度の目安としてSAT・ACTスコアから独自換算した値を表示していますが、出願先の選定にあたっては、この数値を過度に重視せず総合的にご判断ください。

ニューヨーク市立大学シティカレッジの推定偏差値は 62(上位校レベル)です。推定には誤差があるため、目安レンジは 60〜62.5 程度とお考えください。米国の大学入試に日本のような公式の偏差値はなく、在学生の SAT・ACT 中央値から換算した難易度の目安です。算出方法と限界

SAT SATは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。数学と読解の2セクションで構成され、各200〜800点、合計400〜1600点。全米平均は約1024点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
数学 530 - 730
200 800
読解 540 - 700
200 800
総合スコア範囲 1070 - 1430

ニューヨーク市立大学シティカレッジ 学費・経済援助

年間総額 授業料・寮費・食費・教科書代など全ての費用を含む定価です。州立大学のため州外生向けの金額を表示しています。奨学金によってはさらに安くなる場合があります
$34,130
授業料 + 寮費・食費 + その他
授業料(州外生) $15,290 寮費・食費 $18,840

所得別の実質負担額 世帯所得別の実質負担額。授業料・寮費・食費・書籍代等の年間総費用から返済不要の奨学金を差し引いた金額。低所得世帯ほど奨学金が多く負担額が低い傾向。マイナス値は奨学金が総費用を上回り、生活費等が支給されることを意味する。米国学生の連邦奨学金受給者データに基づく参考値 Plus 平均: $XX,XXX

~$30k $XX,XXX
$30k~$48k $XX,XXX
$48k~$75k $XX,XXX
$75k~$110k $XX,XXX
$110k~ $XX,XXX

ローン・奨学金の利用状況

Pell Grant利用率 連邦政府が低所得世帯の学生に提供する返済不要の奨学金 61% 全米: 35%
連邦ローン利用率 連邦政府の学生ローンを利用している割合 11% 全米: 50%

財務・教育 Plus

基金 大学が保有する資産。運用益は奨学金や研究費に充てられる
$X,XXX,XXX
学生1人あたり教育費 大学が学生1人に対して投じる教育関連費用
$XX,XXX
卒業時負債中央値 卒業生が抱える学生ローンの中央値
$XX,XXX
大学院 修士・博士課程の有無と大学院生数
XXXXXX
フルタイム教員率 専任教員の割合。高いほど安定した教育体制
XX.X%
教員平均月給 教員の平均月給。高いほど優秀な教員を確保しやすい
$X,XXX

卒業後のローン返済状況

学生ローンを借りた卒業生が、その後きちんと返せているかの実測データです。

返済進捗率(5年後) 卒業5年後の時点で、ローン残高が当初より減っている借り手の割合。高いほど返済が順調
XX.X%
デフォルト率(3年) 卒業後3年以内に学生ローンを返済不能(デフォルト)にした借り手の割合。低いほど健全(全米平均は約1〜2%台)
X.X%
第一世代学生の負債中央値 両親が大卒でない学生(第一世代大学生)の卒業時ローン中央値
$XX,XXX
返済進捗率の推移: 1年後 XX.X% 3年後 XX.X% 5年後 XX.X% 7年後 XX.X%

出典: College Scorecard(米国教育省)

ニューヨーク市立大学シティカレッジ 専攻分野

学士課程

工学 7プログラム
心理学 1プログラム
社会科学 7プログラム
生物学・生命科学 3プログラム
芸術 5プログラム
英語・文学 2プログラム
教育 4プログラム
コミュニケーション 2プログラム
リベラルアーツ 1プログラム
ビジネス・経営 1プログラム
数学・統計学 2プログラム
建築 3プログラム
物理科学 4プログラム
歴史学 1プログラム
地域研究 2プログラム
外国語・文学 6プログラム
哲学・宗教学 1プログラム
天然資源・環境 1プログラム
学際研究 1プログラム
法学 1プログラム
工学技術 1プログラム
健康・医療 4プログラム

大学院

教育 7プログラム
工学 14プログラム
健康・医療 4プログラム
芸術 6プログラム
建築 6プログラム
英語・文学 2プログラム
コミュニケーション 1プログラム
学際研究 3プログラム
社会科学 4プログラム
物理科学 5プログラム
数学・統計学 1プログラム
外国語・文学 2プログラム
心理学 3プログラム
公共政策 1プログラム
生物学・生命科学 5プログラム
歴史学 1プログラム
地域研究 1プログラム
工学技術 1プログラム
ビジネス・経営 1プログラム

ニューヨーク市立大学シティカレッジ 学生層・サポート

留学生比率
4.5%
全米平均: 約5%
民族構成
白人
11.8%
ヒスパニック
40.7%
黒人
15.6%
アジア系
24.1%
性別構成
男性
48.7%
女性
51.3%

学生・地域データ Plus

1年生継続率 1年生が2年生に進級する割合。高いほど学生満足度が高く、サポート体制が充実している傾向がある
XX%
全米平均: 81%
25歳以上の学生 高いと社会人学生や編入生が多く、多様な経歴を持つ学生と学べる。低いと18〜22歳の伝統的な学生が中心
XX.X%
パートタイム学生 高いと仕事や家庭と両立する学生が多い環境。低いとフルタイムで学業に専念する学生が中心
XX.X%
第一世代大学生 両親が大卒でない学生の割合。高いと多様な背景を持つ学生が多く、サポート体制が整っている傾向がある
XX.X%
申請者の家庭収入 経済援助を申請した学生の家庭収入中央値。裕福な家庭は申請しないため、名門大学では実態より低く出る傾向がある
$XX,XXX

地域情報

地域の失業率 大学周辺地域の失業率。低いほど就職しやすい環境
X.X%
地域の貧困率 大学周辺地域の貧困率。地域の経済状況を示す
X.X%

ニューヨーク市立大学シティカレッジ キャリア・収入 Plus

学部別収入ランキング

卒業4年後の収入中央値(学士課程)

1 XXXXXXXXXX $XX,XXX
2 XXXXXXXXXX $XX,XXX
3 XXXXXXXXXX $XX,XXX
4 XXXXXXXXXX $XX,XXX
5 XXXXXXXXXX $XX,XXX
6年後収入
$XX,XXX
全米平均: $35,000
10年後収入
$XX,XXX
全米平均: $45,000
就職率 卒業1年後、進学せずに就職している人の割合。高いほど就職に強い
XX.X%
全米平均: 86%

年収の分布(卒業10年後)

中央値だけでなく分布で見ると、専攻や進路による年収の幅がわかります。

下位25%ライン 卒業10年後の年収で、下から数えて25%目にあたる金額。堅実な下限の目安
$XX,XXX
上位25%ライン 卒業10年後の年収で、上から数えて25%目にあたる金額
$XX,XXX
上位10%ライン 卒業10年後の年収で、上位10%に入る卒業生の金額。高年収層の目安
$XX,XXX

男女別の年収中央値

卒業6年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX
卒業10年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX

出典: College Scorecard(米国教育省)。連邦奨学金・ローン利用者の実測データに基づく。

米国教育省 College Scorecard データ
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