1916年にミズーリ州カンザスシティで Sisters of St. Joseph of Carondelet によって創設された、カトリック系の私立大学です。当初は女子カレッジとして運営され、1969年に共学化、2002年に University 格上げという段階を踏んで現在の姿に至っています。校名はスペインの神秘主義者「アビラの聖テレサ(Teresa of Ávila)」に由来します。
学部組織は Liberal Arts & Social Sciences、Science & Health、Professional Schools の三カレッジ構成で、看護学プログラムは1948年開設と歴史が長く、教員養成・経営・心理学の修士課程も整備されています。看護・教育・ソーシャルワークなど対人援助系の専攻が中核を占める点が、Sisters of St. Joseph の Active Apostolic Tradition(共同体奉仕志向のカトリック修道伝統)と教育内容を結びつけている要素です。
キャンパスはカンザスシティ南部の住宅地に隣接する50エーカーほどの規模で、市内の医療機関・教育機関・非営利団体での実習に通いやすい都市型立地です。NAIA の Kansas Collegiate Athletic Conference に所属し、2011年にフットボールを再導入するなど比較的近年にスポーツ部門を拡張しています。
奨学金については、メリットベースの給付に加え、カトリック高校出身者・看護専攻志望者・第一世代大学進学者向けの制度が用意されている場合があるため、専攻と背景に応じた給付の有無を Financial Aid ページで確認することをおすすめします。難易度は中位水準で、合格率は高めですが、看護・教育などプロフェッショナル系専攻は学部内で別途出願要件や GPA 基準が設定されることが多く、入学=即希望専攻ではない点に注意が必要です。卒業後の進路はカンザスシティ都市圏の医療・教育・ソーシャルワーク領域に集中する傾向が強く、地域定着型のキャリアを描きたい受験生に現実的な選択肢となる大学です。