1855年にアボリショニスト(奴隷制廃止論者)の牧師 John Gregg Fee によって創設されたベレアカレッジは、ケンタッキー州 Berea に位置する私立リベラルアーツカレッジです。米国南部で最初に黒人・白人を共学共修で受け入れた大学であり、人種統合と教育を建学から一体化させた稀有な歴史を持ちます(1904年 Day Law による州法強制隔離で一時中断、1950年に統合再開)。 最大の独自性は授業料無料制度です。学生全員が full-tuition scholarship を受給し、その代わりに週10時間以上のキャンパス労働を義務付ける Labor Program を全学生が履修します。アパラチア地域の低所得家庭出身者を中心に受け入れる方針を維持しており、米国「Work College」の代表的存在です。 学術面では Washington Monthly の社会貢献度ランキングで全米首位級の評価を継続しており、リベラルアーツの中でも公益志向の強さが評判の核となっています。伝統行事として1875年から続く Mountain Day(秋の野外祝祭)、1921年から続く Labor Day(学生労働を讃える式典)があります。 Berea はケンタッキー州中央部の小さな町で、Lexington から南へ車で約40分、アパラチア山脈の西端に位置しています。学生の半数近くがアパラチア地域出身、約半数が有色人種学生となっています。 難易度は経済的困難を抱える志願者を積極的に受け入れる方針のため、財政事情が出願評価の中で逆に追い風となる稀有な大学です。奨学金条件は所得制限・地域要件等が独自設計されているため、留学生は出願前に Berea 公式の International Students 制度を確認してください。卒業後の進路は教員・社会活動・大学院進学が中心で、コミュニティ貢献と高等教育を両立させたい学生に向いた選択肢です。

ベレアカレッジ 基本情報

大学の主要データ

州/市
環境
遠方町
設立形態
私立
学生数
1,513
留学生比率
9.1%
合格率
19%
年間授業料
$51,658
卒業率
58%

著名な卒業生

カーター・G・ウッドソン 歴史学者、「黒人歴史月間」創始者、ハーバード史上2人目の黒人 Ph.D.
ジュアニタ・クレプス カーター政権下の米商務長官、女性として初
ジョン・B・フェン ノーベル化学賞受賞者、エレクトロスプレー・イオン化開発
シーラス・ハウス ケンタッキー州桂冠詩人、アパラチア文学作家

ベレアカレッジ テストスコア

スコアから推定されるこの大学の偏差値は 61 / 上位校レベル 米国の大学入試に偏差値の概念はなく、スコアによる明確な合否基準も存在しません。本サイトでは難易度の目安としてSAT・ACTスコアから独自換算した値を表示していますが、出願先の選定にあたっては、この数値を過度に重視せず総合的にご判断ください。

ベレアカレッジの推定偏差値は 61(上位校レベル)です。推定には誤差があるため、目安レンジは 60〜62.5 程度とお考えください。米国の大学入試に日本のような公式の偏差値はなく、在学生の SAT・ACT 中央値から換算した難易度の目安です。算出方法と限界

SAT SATは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。数学と読解の2セクションで構成され、各200〜800点、合計400〜1600点。全米平均は約1024点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
数学 568 - 655
200 800
読解 588 - 680
200 800
総合スコア範囲 1156 - 1335
ACT ACTは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。英語・数学・読解・科学の4セクションで構成され、総合スコアは1〜36点。全米平均は約19点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
総合スコア 23 - 28
1 36
中央値 26

ベレアカレッジ 学費・経済援助

年間総額 授業料・寮費・食費・教科書代など全ての費用を含む定価です。奨学金によってはさらに安くなる場合があります
$59,866
授業料 + 寮費・食費 + その他
授業料 $51,658 寮費・食費 $8,208

所得別の実質負担額 世帯所得別の実質負担額。授業料・寮費・食費・書籍代等の年間総費用から返済不要の奨学金を差し引いた金額。低所得世帯ほど奨学金が多く負担額が低い傾向。マイナス値は奨学金が総費用を上回り、生活費等が支給されることを意味する。米国学生の連邦奨学金受給者データに基づく参考値 Plus 平均: $XX,XXX

~$30k $XX,XXX
$30k~$48k $XX,XXX
$48k~$75k $XX,XXX
$75k~$110k $XX,XXX
$110k~ $XX,XXX

ローン・奨学金の利用状況

Pell Grant利用率 連邦政府が低所得世帯の学生に提供する返済不要の奨学金 84% 全米: 35%
連邦ローン利用率 連邦政府の学生ローンを利用している割合 8% 全米: 50%

財務・教育 Plus

基金 大学が保有する資産。運用益は奨学金や研究費に充てられる
$X,XXX,XXX
学生1人あたり教育費 大学が学生1人に対して投じる教育関連費用
$XX,XXX
卒業時負債中央値 卒業生が抱える学生ローンの中央値
$XX,XXX
大学院 修士・博士課程の有無と大学院生数
XXXXXX
フルタイム教員率 専任教員の割合。高いほど安定した教育体制
XX.X%
教員平均月給 教員の平均月給。高いほど優秀な教員を確保しやすい
$X,XXX

卒業後のローン返済状況

学生ローンを借りた卒業生が、その後きちんと返せているかの実測データです。

返済進捗率(5年後) 卒業5年後の時点で、ローン残高が当初より減っている借り手の割合。高いほど返済が順調
XX.X%
デフォルト率(3年) 卒業後3年以内に学生ローンを返済不能(デフォルト)にした借り手の割合。低いほど健全(全米平均は約1〜2%台)
X.X%
第一世代学生の負債中央値 両親が大卒でない学生(第一世代大学生)の卒業時ローン中央値
$XX,XXX
返済進捗率の推移: 1年後 XX.X% 3年後 XX.X% 5年後 XX.X% 7年後 XX.X%

出典: College Scorecard(米国教育省)

ベレアカレッジ 専攻分野

学士課程

芸術 3プログラム
教育 3プログラム
社会科学 3プログラム
生物学・生命科学 1プログラム
コミュニケーション 1プログラム
ビジネス・経営 2プログラム
物理科学 2プログラム
家族・消費者科学 2プログラム
数学・統計学 2プログラム
心理学 1プログラム
工学技術 1プログラム
英語・文学 1プログラム
学際研究 2プログラム
健康・医療 2プログラム
外国語・文学 2プログラム
農業・農学 1プログラム
地域研究 2プログラム
歴史学 1プログラム
哲学・宗教学 2プログラム
リベラルアーツ 1プログラム

ベレアカレッジ 学生層・サポート

留学生比率
9.1%
全米平均: 約5%
民族構成
白人
41.8%
ヒスパニック
17.6%
黒人
19.6%
アジア系
3.7%
性別構成
男性
41.0%
女性
59.0%

学生・地域データ Plus

1年生継続率 1年生が2年生に進級する割合。高いほど学生満足度が高く、サポート体制が充実している傾向がある
XX%
全米平均: 81%
25歳以上の学生 高いと社会人学生や編入生が多く、多様な経歴を持つ学生と学べる。低いと18〜22歳の伝統的な学生が中心
XX.X%
パートタイム学生 高いと仕事や家庭と両立する学生が多い環境。低いとフルタイムで学業に専念する学生が中心
XX.X%
第一世代大学生 両親が大卒でない学生の割合。高いと多様な背景を持つ学生が多く、サポート体制が整っている傾向がある
XX.X%
申請者の家庭収入 経済援助を申請した学生の家庭収入中央値。裕福な家庭は申請しないため、名門大学では実態より低く出る傾向がある
$XX,XXX

地域情報

地域の失業率 大学周辺地域の失業率。低いほど就職しやすい環境
X.X%
地域の貧困率 大学周辺地域の貧困率。地域の経済状況を示す
X.X%

ベレアカレッジ キャリア・収入 Plus

学部別収入ランキング

卒業4年後の収入中央値(学士課程)

1 XXXXXXXXXX $XX,XXX
2 XXXXXXXXXX $XX,XXX
3 XXXXXXXXXX $XX,XXX
4 XXXXXXXXXX $XX,XXX
5 XXXXXXXXXX $XX,XXX
6年後収入
$XX,XXX
全米平均: $35,000
10年後収入
$XX,XXX
全米平均: $45,000
就職率 卒業1年後、進学せずに就職している人の割合。高いほど就職に強い
XX.X%
全米平均: 86%

年収の分布(卒業10年後)

中央値だけでなく分布で見ると、専攻や進路による年収の幅がわかります。

下位25%ライン 卒業10年後の年収で、下から数えて25%目にあたる金額。堅実な下限の目安
$XX,XXX
上位25%ライン 卒業10年後の年収で、上から数えて25%目にあたる金額
$XX,XXX
上位10%ライン 卒業10年後の年収で、上位10%に入る卒業生の金額。高年収層の目安
$XX,XXX

男女別の年収中央値

卒業6年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX
卒業10年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX

出典: College Scorecard(米国教育省)。連邦奨学金・ローン利用者の実測データに基づく。

米国教育省 College Scorecard データ
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