1872年にバージニア州南西部のブラックスバーグに設立された land-grant 大学で、Morrill Act の精神を受け継ぎ、農学・工学・軍事教育を出発点に発展してきました。最大の象徴が現在も続く Corps of Cadets で、希望する学生は ROTC と並行して4年間の規律ある寄宿生活を送る伝統が建学時から維持されています。校訓「Ut Prosim(That I May Serve)」はキャンパス文化の隅々まで浸透しており、軍人輩出校としての側面と最先端研究大学としての側面が共存している点で、米国の州立大学の中でも独特な存在感を放っています。 学術面では College of Engineering が中核で、機械工学・コンピュータサイエンス・航空宇宙工学などで全米トップクラスの研究実績を持ち、NASA や DARPA との共同プロジェクトでも知られます。Pamplin College of Business も同州を代表するビジネススクールの一つで、part-time MBA は全米上位に位置づけられてきました。Hokie Stone と呼ばれる地元産の灰色石灰岩で統一された建築景観も特徴的で、アパラチア山脈の麓に広がる広大なキャンパスは米国の大学の中でも屈指の美しさです。スポーツでは NCAA Division I の ACC(Atlantic Coast Conference)に所属し、Hokies としてフットボール・バスケットボールで全国上位の実績を持ちます。 評判は工学・農学・建築分野で特に高く、東海岸の主要州立工科大学として安定したブランドを築いています。難易度は州立大学としては中上位で、州外出願者にとっては Engineering や Computer Science の選抜性が一段高い点に注意が必要です。授業料は州立としては標準的な水準ですが、Pratt Engineering Fellowship や Presidential Scholarship など merit-based の奨学金が運用されており、留学生にも一部開かれているため、出願前に最新の条件を公式で確認しておくと安心です。卒業後は連邦政府機関、防衛産業、ハイテク企業、農業・環境分野など land-grant 校らしい多様な進路に広がります。落ち着いた山あいの大規模キャンパスで、サービス精神と専門技術を両立させたい人に向いています。

バージニア工科大学 基本情報

大学の主要データ

州/市
バージニア州
Blacksburg
環境
小都市
設立形態
州立
学生数
30,923
留学生比率
4.6%
合格率
55%
年間授業料
$37,764
卒業率
86%

著名な卒業生

ブルース・スミス NFL 元 DE、Hall of Fame、通算サック数 NFL 歴代1位
マイケル・ヴィック NFL 元 QB、アトランタ・ファルコンズ等で活躍、2001年ドラフト全体1位
クリス・クラフト NASA 初代フライトディレクター、Mission Control 設計者
レジーナ・デューガン DARPA 第19代長官、元 Google ATAP 副社長、元 Facebook 技術担当副社長
ジョセフ・デシモーネ 化学者、3D プリント企業 Carbon 共同創業者・元 CEO、米国国家技術賞受賞
ロジャー・クラウチ NASA 宇宙飛行士、ペイロード・スペシャリストとしてスペースシャトル2度搭乗
ホーマー・ヒッカム NASA 元エンジニア、自伝『Rocket Boys』はトム・ハンクス製作映画『October Sky』の原作

バージニア工科大学 テストスコア

スコアから推定されるこの大学の偏差値は 67 / 難関レベル 米国の大学入試に偏差値の概念はなく、スコアによる明確な合否基準も存在しません。本サイトでは難易度の目安としてSAT・ACTスコアから独自換算した値を表示していますが、出願先の選定にあたっては、この数値を過度に重視せず総合的にご判断ください。

バージニア工科大学の推定偏差値は 67(難関レベル)です。推定には誤差があるため、目安レンジは 65〜67.5 程度とお考えください。米国の大学入試に日本のような公式の偏差値はなく、在学生の SAT・ACT 中央値から換算した難易度の目安です。算出方法と限界

SAT SATは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。数学と読解の2セクションで構成され、各200〜800点、合計400〜1600点。全米平均は約1024点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
数学 640 - 740
200 800
読解 640 - 710
200 800
総合スコア範囲 1280 - 1450
ACT ACTは米国の大学入試で広く使われる標準テスト。英語・数学・読解・科学の4セクションで構成され、総合スコアは1〜36点。全米平均は約19点(2024年)。25th-75thパーセンタイルは、この大学に入学した学生の中央50%のスコア範囲を示す。
25th-75th %ile
総合スコア 28 - 32
1 36
中央値 29

バージニア工科大学 学費・経済援助

年間総額 授業料・寮費・食費・教科書代など全ての費用を含む定価です。州立大学のため州外生向けの金額を表示しています。奨学金によってはさらに安くなる場合があります
$54,314
授業料 + 寮費・食費 + その他
授業料(州外生) $37,764 寮費・食費 $16,550

所得別の実質負担額 世帯所得別の実質負担額。授業料・寮費・食費・書籍代等の年間総費用から返済不要の奨学金を差し引いた金額。低所得世帯ほど奨学金が多く負担額が低い傾向。マイナス値は奨学金が総費用を上回り、生活費等が支給されることを意味する。米国学生の連邦奨学金受給者データに基づく参考値 Plus 平均: $XX,XXX

~$30k $XX,XXX
$30k~$48k $XX,XXX
$48k~$75k $XX,XXX
$75k~$110k $XX,XXX
$110k~ $XX,XXX

ローン・奨学金の利用状況

Pell Grant利用率 連邦政府が低所得世帯の学生に提供する返済不要の奨学金 15% 全米: 35%
連邦ローン利用率 連邦政府の学生ローンを利用している割合 34% 全米: 50%

財務・教育 Plus

基金 大学が保有する資産。運用益は奨学金や研究費に充てられる
$X,XXX,XXX
学生1人あたり教育費 大学が学生1人に対して投じる教育関連費用
$XX,XXX
卒業時負債中央値 卒業生が抱える学生ローンの中央値
$XX,XXX
大学院 修士・博士課程の有無と大学院生数
XXXXXX
フルタイム教員率 専任教員の割合。高いほど安定した教育体制
XX.X%
教員平均月給 教員の平均月給。高いほど優秀な教員を確保しやすい
$X,XXX

卒業後のローン返済状況

学生ローンを借りた卒業生が、その後きちんと返せているかの実測データです。

返済進捗率(5年後) 卒業5年後の時点で、ローン残高が当初より減っている借り手の割合。高いほど返済が順調
XX.X%
デフォルト率(3年) 卒業後3年以内に学生ローンを返済不能(デフォルト)にした借り手の割合。低いほど健全(全米平均は約1〜2%台)
X.X%
第一世代学生の負債中央値 両親が大卒でない学生(第一世代大学生)の卒業時ローン中央値
$XX,XXX
返済進捗率の推移: 1年後 XX.X% 3年後 XX.X% 5年後 XX.X% 7年後 XX.X%

出典: College Scorecard(米国教育省)

バージニア工科大学 専攻分野

学士課程

工学 13プログラム
ビジネス・経営 10プログラム
社会科学 5プログラム
生物学・生命科学 5プログラム
家族・消費者科学 3プログラム
農業・農学 5プログラム
心理学 1プログラム
数学・統計学 3プログラム
天然資源・環境 4プログラム
物理科学 5プログラム
コミュニケーション 1プログラム
芸術 4プログラム
建築 3プログラム
英語・文学 1プログラム
外国語・文学 1プログラム
歴史学 1プログラム
哲学・宗教学 2プログラム
工学技術 1プログラム
公共政策 1プログラム
学際研究 2プログラム
健康・医療 1プログラム
リベラルアーツ 1プログラム

大学院

工学 33プログラム
農業・農学 12プログラム
ビジネス・経営 7プログラム
教育 9プログラム
天然資源・環境 5プログラム
生物学・生命科学 10プログラム
建築 6プログラム
健康・医療 4プログラム
社会科学 10プログラム
物理科学 6プログラム
数学・統計学 5プログラム
公共政策 2プログラム
家族・消費者科学 4プログラム
心理学 2プログラム
英語・文学 3プログラム
学際研究 3プログラム
コミュニケーション 1プログラム
通信技術 1プログラム
芸術 1プログラム
歴史学 1プログラム
哲学・宗教学 1プログラム
外国語・文学 1プログラム
リベラルアーツ 1プログラム

バージニア工科大学 学生層・サポート

留学生比率
4.6%
全米平均: 約5%
民族構成
白人
57.2%
ヒスパニック
9.8%
黒人
5.9%
アジア系
13.7%
性別構成
男性
56.7%
女性
43.3%

学生・地域データ Plus

1年生継続率 1年生が2年生に進級する割合。高いほど学生満足度が高く、サポート体制が充実している傾向がある
XX%
全米平均: 81%
25歳以上の学生 高いと社会人学生や編入生が多く、多様な経歴を持つ学生と学べる。低いと18〜22歳の伝統的な学生が中心
XX.X%
パートタイム学生 高いと仕事や家庭と両立する学生が多い環境。低いとフルタイムで学業に専念する学生が中心
XX.X%
第一世代大学生 両親が大卒でない学生の割合。高いと多様な背景を持つ学生が多く、サポート体制が整っている傾向がある
XX.X%
申請者の家庭収入 経済援助を申請した学生の家庭収入中央値。裕福な家庭は申請しないため、名門大学では実態より低く出る傾向がある
$XX,XXX

地域情報

地域の失業率 大学周辺地域の失業率。低いほど就職しやすい環境
X.X%
地域の貧困率 大学周辺地域の貧困率。地域の経済状況を示す
X.X%

バージニア工科大学 キャリア・収入 Plus

学部別収入ランキング

卒業4年後の収入中央値(学士課程)

1 XXXXXXXXXX $XX,XXX
2 XXXXXXXXXX $XX,XXX
3 XXXXXXXXXX $XX,XXX
4 XXXXXXXXXX $XX,XXX
5 XXXXXXXXXX $XX,XXX
6年後収入
$XX,XXX
全米平均: $35,000
10年後収入
$XX,XXX
全米平均: $45,000
就職率 卒業1年後、進学せずに就職している人の割合。高いほど就職に強い
XX.X%
全米平均: 86%

年収の分布(卒業10年後)

中央値だけでなく分布で見ると、専攻や進路による年収の幅がわかります。

下位25%ライン 卒業10年後の年収で、下から数えて25%目にあたる金額。堅実な下限の目安
$XX,XXX
上位25%ライン 卒業10年後の年収で、上から数えて25%目にあたる金額
$XX,XXX
上位10%ライン 卒業10年後の年収で、上位10%に入る卒業生の金額。高年収層の目安
$XX,XXX

男女別の年収中央値

卒業6年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX
卒業10年後
男性
$XX,XXX
女性
$XX,XXX

出典: College Scorecard(米国教育省)。連邦奨学金・ローン利用者の実測データに基づく。

米国教育省 College Scorecard データ
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