1887年に設立されたセントラル州立大学は、オハイオ州で唯一の公立 HBCU(Historically Black College and University) で、1890年 land-grant 指定の Black Land-Grant 大学です。University System of Ohio 所属で、オハイオ州ウィルバーフォース(Wilberforce)に位置しています。
旧名遍歴は Wilberforce State College(1887-1951)→ Central State College(1951-1965)→ 現名称で、近隣の Wilberforce University(米国最古の私立 HBCU)と歴史的に深い関連を持ちます。キャンパス隣接には National Afro-American Museum and Cultural Center(オハイオ歴史協会運営)があり、アフリカ系アメリカ人の歴史・文化研究の拠点となっています。
学部・大学院構成は5カレッジ体制(John W. Garland College of Engineering, Science, Technology and Agriculture、教育、人文・芸術・社会科学、ビジネス、Honors College)で、land-grant 指定大学として農学・工学・教育・社会科学に幅広く対応しています。
1974年の竜巻でキャンパスが甚大な被害を受け、その後再建されたという歴史も持ちます。アスレチックは NCAA Division II(Southern Intercollegiate Athletic Conference 所属、Marauders)で、HBCU 系の競技ネットワークに加盟しています。
ウィルバーフォースはオハイオ州中部の小さな村で、Dayton から東へ車で約30分、Cincinnati と Columbus のほぼ中間(各約90km)の立地です。デイトン都市圏の航空宇宙産業(Wright-Patterson Air Force Base、空軍研究所等)にもアクセス可能な距離です。
アフリカ系アメリカ人コミュニティとの歴史的接続を持つ公立大学で、土地交付大学の研究基盤を活かして学位を取得したい留学生、アフリカ系学術研究や HBCU 文化への参加に関心のある人にとって、独自の進学先となります。