1971年にプエルトリコ自治連邦区バヤモン市に設立された公立大学で、University of Puerto Rico(UPR)システムを構成する11キャンパスの一つです。前身は Colegio Universitario Tecnológico de Bayamon(バヤモン技術大学カレッジ)で、その名のとおりテクノロジー系プログラムに重点を置いた成り立ちを持っています。
特色は、UPR システム内で技術・職業教育系プログラムに強みを持つキャンパスとして位置づけられている点にあります。コンピューターサイエンス、エレクトロニクス、機械工学技術などの応用系学士プログラムを地域の産業ニーズに合わせて提供しており、社会人や勤労学生向けに昼間スケジュールに合わない学生のための Extended University プログラムも整備されています。授業は基本的にスペイン語で行われ、UPR システム全体の単位移籍制度の中で学位を進められます。
立地はサンフアン都市圏に隣接するバヤモン市の都市型キャンパスで、首都圏のインターンや就職機会に近い環境です。チームニックネームは Vaqueros(カウボーイズ)で、特に女子バスケットボールは Liga Atlética Interuniversitaria(プエルトリコ大学リーグ)で10連覇という記録を持つ強豪です。
UPR システムは伝統的に学費がプエルトリコ住民にとって極めて安価に設定されているため、米国本土の州立大学と比べても授業料の負担は低く抑えられます。一方で米国本土からの留学生・国際学生にとっての奨学金条件は本土校とは仕組みが異なるため、Oficina de Asistencia Económica の最新案内で要件を確認することをおすすめします。難易度を判断する際はスペイン語運用能力が必須となる点が大きな差別化要素になります。評判はプエルトリコ域内および中南米圏での認知が中心で、卒業後の進路はテクノロジー、行政、地域産業が中心です。
スペイン語で学位を取りたい、カリブ圏に拠点を置いてキャリアを始めたい、技術系の応用分野を学びたい、という方に向いている大学です。