「どの授業を取ればいいか分からない...」
「編入に有利な科目って何?」

コミカレでの授業選びは、編入の成否を左右する重要なポイント。間違った選択をすると、単位が移行できなかったり、GPAが下がったりする可能性も。この記事では、編入を成功させるための授業選びを徹底解説します。

授業選びの基本

コミカレでの授業選びには、いくつかの基本ルールがあります。

単位の仕組み

  • 1科目 = 3〜5単位が一般的
  • フルタイム学生:12単位以上/学期(留学生ビザの要件)
  • 編入に必要:60〜70単位(2年間で取得)

授業の種類

種類 説明
一般教養(GE) 全学生が履修する基礎科目 英語、数学、科学、歴史
専攻科目 希望する専攻に関連する科目 会計、プログラミング、心理学
選択科目 自由に選べる科目 音楽、美術、体育

最初にやるべきこと

入学したら、まずカウンセラーに会いましょう。編入先の大学と希望専攻を伝えれば、どの授業を取るべきか具体的にアドバイスしてもらえます。

一般教養(General Education)

編入には一般教養の単位が必須です。多くの4年制大学で共通して求められる科目を紹介します。

必須の一般教養科目

1. English Composition(英語ライティング)

必須度:★★★★★
アカデミックライティングを学ぶ科目。ほぼすべての大学で必須。English 1A → 1B の順で履修するのが一般的。

2. Mathematics(数学)

必須度:★★★★★
文系でも基礎数学は必要。専攻によってレベルが異なる。ビジネス系はCalculus(微積分)、文系はStatistics(統計学)が多い。

3. Natural Science(自然科学)

必須度:★★★★☆
Biology、Chemistry、Physicsなどから選択。Lab(実験)付きの科目が求められることが多い。

4. Social Science(社会科学)

必須度:★★★★☆
Psychology、Sociology、Economics、Political Scienceなど。比較的取りやすい科目が多い。

5. Humanities(人文学)

必須度:★★★★☆
Philosophy、History、Literature、Artなど。リーディングとライティングが多い。

6. Speech/Communication(スピーチ)

必須度:★★★☆☆
Public Speaking(パブリックスピーキング)は多くの大学で必須。プレゼンスキルが身につく。

IGETC(カリフォルニア限定)

カリフォルニア州でUC・CSUへの編入を目指すなら、IGETC(Intersegmental General Education Transfer Curriculum)の履修がおすすめ。

IGETCのメリット

  • 一般教養をコミカレで完了できる
  • 編入後は専攻科目に集中できる
  • UC・CSU両方に使える

専攻別おすすめ科目

希望する専攻によって、取るべき科目は異なります。人気専攻別のおすすめ科目を紹介します。

ビジネス専攻

科目 重要度 備考
Microeconomics(ミクロ経済学) ★★★★★ 必須
Macroeconomics(マクロ経済学) ★★★★★ 必須
Calculus(微積分) ★★★★★ Business Calculusでも可
Statistics(統計学) ★★★★☆ データ分析に必須
Financial Accounting(財務会計) ★★★★☆ 会計系なら必須

コンピュータサイエンス専攻

科目 重要度 備考
Calculus I, II, III(微積分) ★★★★★ 数学は必須
Linear Algebra(線形代数) ★★★★★ AI/ML志望なら特に重要
Physics(物理学) ★★★★☆ CalcベースのPhysics推奨
Intro to Programming(プログラミング入門) ★★★★★ Python or Java
Data Structures(データ構造) ★★★★★ CS専攻の基礎

心理学専攻

科目 重要度 備考
Introduction to Psychology(心理学入門) ★★★★★ 必須の入門科目
Statistics(統計学) ★★★★★ 研究に必須
Research Methods(研究方法論) ★★★★☆ 大学院志望なら重要
Developmental Psychology(発達心理学) ★★★★☆ 人気の分野
Biology(生物学) ★★★☆☆ 脳科学系なら重要

単位移行の注意点

コミカレで取った単位がすべて編入先で認められるわけではありません。

単位が移行されないケース

  • レベルが低すぎる:Basic MathやRemedial Englishは移行不可が多い
  • 職業訓練系:Auto Mechanics、Culinary Artsなど実務系は対象外のことも
  • 体育・芸術系:制限がある場合が多い(2〜4単位まで等)
  • コミカレ独自科目:編入先にない科目は認められにくい

必ず確認!

編入先の大学のArticulation Agreement(単位互換協定)をチェック。ASSIST.org(カリフォルニア)などで、どの科目が移行可能か確認できます。

単位移行を最大化するコツ

  • 編入先大学の必須科目リストを入手
  • Transferableと明記された科目を選ぶ
  • カウンセラーにEducation Planを作ってもらう
  • 不安な科目は事前に編入先に確認

GPA維持のコツ

編入にはGPAが重要。3.5以上あると選択肢が広がります。

GPAを上げる授業選び

1. 得意科目から攻める

最初の学期は、自分の得意分野や日本で学んだことのある科目を選んでAを取りに行く。自信とGPAの土台を作る。

2. 教授の評判をチェック

RateMyProfessors.comで教授の評価を確認。同じ科目でも教授によって難易度や採点基準が大きく異なる。

3. バランスよく履修

難しい科目(数学、科学)と比較的楽な科目(選択科目)をバランスよく組み合わせる。全部ハードな科目にしない。

4. 夏学期を活用

夏学期は期間が短く集中的だが、1〜2科目に絞れるのでGPAを上げるチャンス。苦手科目を夏に取る人も多い。

成績の付け方

評価 点数 GPA換算
A 90〜100% 4.0
B 80〜89% 3.0
C 70〜79% 2.0
D 60〜69% 1.0
F 59%以下 0.0

避けるべき落とし穴

多くの留学生が陥りがちな失敗パターンを紹介します。

1. 単位にならない科目を取りすぎる

ESL(英語クラス)や基礎数学は単位移行不可のことが多い。必要最低限にして、早く正規の科目に移る。

2. 難しい科目を詰め込む

「早く終わらせたい」と難しい科目を詰め込むと、GPAが下がる危険。計画的に、バランスよく履修する。

3. 専攻を決めずに授業を取る

専攻によって必要な科目が違う。専攻が決まらないまま授業を取ると、無駄な単位が増える可能性。

4. カウンセラーに相談しない

自己判断で授業を選ぶと失敗しやすい。毎学期カウンセラーと面談して、軌道修正しながら進める。

5. 途中でドロップしすぎる

科目を途中で辞める(Drop)と「W」がつく。Wが多いと編入審査でマイナスになることも。

Drop vs Withdraw

学期初めのDrop期間内なら記録に残らない。それ以降のWithdrawは「W」として記録に残る。締め切りを要確認。

まとめ

コミカレで取るべき授業のポイント

  • 一般教養:英語、数学、科学、社会科学、人文学をバランスよく
  • 専攻科目:希望専攻の基礎科目を早めに
  • 単位移行:Articulation Agreementを必ず確認
  • GPA対策:教授の評判チェック、バランスの良い履修
  • 落とし穴:単位にならない科目、詰め込みすぎに注意

授業選びは編入の成功を左右する重要なステップ。カウンセラーと密に連携しながら、計画的に進めましょう。

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